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自由診療SERVICE

セラミックの詰め物・被せ物

セラミックインレー

陶器により作り上げた詰め物です。ハイブリッドからポーセレン(陶材)まで様々なタイプがあります。

ポーセレンインレーとも呼ばれ、100%セラミック(陶器)により歯の形に作り上げた詰め物です。
陶器のため、年数がたっても水分などを吸収せず変色にも強いため、きれいな状態を持続することができます。

セラミックインレー

長所

  • ・透明感が高いため、セット後は装着する
  • ・歯の色を反映し、より自然な色を再現できる
  • ・唾液の吸収がないため口臭の心配がない
  • ・変色の心配がない
  • ・天然歯と見分けがつかない

短所

  • ・金属のインレーに比べると耐久性はやや劣る場合がある
  • ・素材は強固だが逆に粘り強さがないため、セット中や咬合調整中に欠けることがある(セメント固定後の強度は高い)

治療について

料金 治療期間目安 治療回数目安

副作用とリスク

歯が削れる
セラミックインレーを装着するためには、天然歯を削る必要があります。削る量は金属インレーよりも少ないですが、それでも歯質が失われます。
知覚過敏
セラミックインレーは金属インレーよりも熱や冷たさに敏感なため、知覚過敏が起こりやすくなります。通常は数週間で治まりますが、稀に長引くこともあります。
歯ぎしり
歯ぎしりをする方は、セラミックインレーが欠けたり破損したりするリスクがあります。
二次う蝕
セラミックインレーと歯の間に隙間があると、虫歯になる可能性があります。
アレルギー
稀に、セラミックインレーに使用されている材料にアレルギー反応を起こすことがあります。
咬合異常
セラミックインレーの高さや形態が適切でない場合、咬合異常が起こることがあります。

オールセラミッククラウン

すべてセラミックでできたクラウンです。最近ではジルコニアなど、様々なタイプのものが登場しています。
オールセラミッククラウンは、セラミックだけで作る人工冠(差し歯)です。
天然歯に最も近い色合いを出すので、前歯、小臼歯によく使われます。

ここでは、オールセラミッククラウンの種類と材質について説明していきます。

オールセラミッククラウン

ジルコニア

セラミックの中でも強度や粘り強さの双方を兼ね備えた素材です。耐蝕性、安全性も高い。非常に高い耐久性(アルミナの2倍程度の破壊強度)安全性が高い(金属を使わないため)天然歯に近い色が出せる。

アルミナ

代表的なセラミック素材で、酸化アルミニウムの総称。化粧品などにもよく使われる。十分な強度(ジルコニアには劣る)安全性が高い(金属を使わないため)自然な色が再現できる。

治療について

料金 治療期間目安 治療回数目安

副作用とリスク

歯が削れる
オールセラミッククラウンを装着するためには、天然歯を削る必要があります。削る量は金属クラウンよりも少ないですが、それでも歯質が失われます。
知覚過敏
オールセラミッククラウンは金属クラウンよりも熱や冷たさに敏感なため、知覚過敏が起こりやすくなります。通常は数週間で治まりますが、稀に長引くこともあります。
歯ぎしり
歯ぎしりをする方は、オールセラミッククラウンが欠けたり破損したりするリスクがあります。
二次う蝕
オールセラミッククラウンと歯の間に隙間があると、虫歯になる可能性があります。
アレルギー
稀に、オールセラミッククラウンに使用されている材料にアレルギー反応を起こすことがあります。
咬合異常
オールセラミッククラウンの高さや形態が適切でない場合、咬合異常が起こることがあります。
破損
オールセラミッククラウンは、金属クラウンよりも衝撃に弱いため、強い衝撃を受けると破損する可能性があります。

ラミネートベニア

付け爪タイプの薄いセラミック治療です。ハイブリッドからポーセレン(陶材)まで様々なタイプがあります。
歯の表面(0.5~0.7mm、エナメル質の範囲内)を薄く削って、セラミック製の薄いプレートを貼り付ける治療方法です。
2~3回の来院で終了してしまい、大変美しく自然に仕上がる治療法です。
そのため、芸能人やモデルの方が多く利用する治療方法です。
歯の隙間を埋めたり、歯の形を変えたりすることもできます。

歯の色が気になる、前歯に隙間があって気になる、前歯の形をもう少しバランスよくしたい、少しだけ歯並びを直したいけれど時間がかかるのは嫌だ、などと悩まれている方に適しています。

ラミネートベニア

長所

  • ・ホワイトニングだけではどうしても白くならない人に向いている
  • ・歯の白斑(白いシミ)や詰め物の変色に適応
  • ・色だけでなく、前歯の表面の凸凹、すきっ歯などの形にも有効
  • ・セラミックなので変色がない(色の後戻りがない)
  • ・歯を削る量が少ない

短所

  • ・ホワイトニングに比べて治療費がかかる
  • ・少なからず健康な歯を削る必要がある
  • ・自分の歯を削らなくてはならない
  • ・歯ぎしりがある場合や噛み合わせによっては貼りつけた部分が欠けることがある
  • ・歯の形を大きく変える場合には適応とならない

治療について

料金 治療期間目安 治療回数目安

副作用とリスク

歯が削れる
ラミネートベニアを装着するためには、天然歯の表面を薄く削る必要があります。削る量は少量ですが、それでも歯質が失われます。
知覚過敏
ラミネートベニアを装着後、一時的に知覚過敏が起こることがあります。通常は数週間で治まりますが、稀に長引くこともあります。
歯ぐきの炎症
ラミネートベニアと歯ぐきの間に隙間があると、歯ぐきに炎症が起こることがあります。
ラミネートベニアの破損
硬いものを噛んだり、強い衝撃を受けたりすると、ラミネートベニアが欠けたり、剥がれたりする可能性があります。
二次う蝕
ラミネートベニアと歯の間に隙間があると、虫歯になる可能性があります。
アレルギー
稀に、ラミネートベニアに使用されている接着剤にアレルギー反応を起こすことがあります。
審美性の不満足
ラミネートベニアの色や形が希望通りにならないことがあります。

メタルボンドクラウン

内側に金属を使用したセラミックのクラウンです。内側に金や白金加金を使用したものもあります。
金属の裏打ち(裏側)にセラミック(陶材)を焼き付けたものです。セラミッククラウンとしての歴史は古く、今現在でも積極的に利用されています

透明性や色調はオールセラミッククラウンに比べると劣りますが、まずまずの耐久性と色調があります。

メタルボンドクラウン

長所

  • ・歯の色調に似ているので見た目が良い
  • ・内面に金属を使用しているため大変丈夫で割れにくく、ほとんどの部位に使用できる
  • ・強度があるため、咬む力の強い患者様でもある程度使用可能

短所

  • ・歯の裏側からは金属が見える
  • ・色調はオールセラミッククラウンに劣る
  • ・金属を使用しているため、歯茎や歯と歯茎の境目が変色してくる場合がある
  • ・元の歯や噛み合わせの状態によっては、自然な歯の透明感が思うように出ないことがある

治療について

料金 治療期間目安 治療回数目安

副作用とリスク

金属アレルギー
メタルボンドクラウンに使用されている金属にアレルギーがある場合、かゆみ、発疹、口内炎などの症状が現れることがあります。
歯ぐきの変色
メタルボンドクラウンと歯ぐきの間に隙間があると、金属が溶け出して歯ぐきが黒ずんだり、青ずんだりすることがあります。
二次う蝕
メタルボンドクラウンと歯の間に隙間があると、虫歯になる可能性があります。
歯が削れる
メタルボンドクラウンを装着するためには、天然歯を大きく削る必要があります。削る量が多いため、歯の神経にダメージを与える可能性があります。
知覚過敏
メタルボンドクラウンを装着後、一時的に知覚過敏が起こることがあります。通常は数週間で治まりますが、稀に長引くこともあります。
咬合異常
メタルボンドクラウンの高さが適切でない場合、咬合異常が起こることがあります。
金属の露出
長年使用していると、歯ぐきが下がって金属が露出することがあります。